ほとんどの化粧品は、少量であればたとえ誤って飲んだり食べたりした場合でも、すぐに大きな危険はありません。
少量であれば応急処置として、濡れたガーゼで口の中をふき、(飲んだものを薄めるために)水や牛乳を飲んで飲ませて、しばらく様子をみましょう。
※乳製品にアレルギーがある場合、牛乳の摂取は控えてください。
ただし、様子がおかしい場合や大量に飲んだ場合、以下の商品の場合は、商品と全成分表示が書かれているもの(商品の箱など)を持参して、ただちに医師の診療を受けることをおすすめいたします。
【ネイルカラー(マニキュア)、除光液、うすめ液】
・無理に吐かせない(吐いたものが気管に入ると危険)
・何も飲ませない(体内への吸収を促進してしまい危険)
・ただちに医師の診療を受ける
【香水・オードトワレ・ヘアトニック等エタノール高配合の製品】
エタノールが配合されているので、大量に飲むと急性アルコール中毒になるおそれがあります。
・無理に吐かせない(吐いたものが気管に入ると危険)
・水や牛乳を飲ませて、すぐに医師の診察を受ける
【ヘアカラー(酸化染毛剤・特に1剤)】
・無理に吐かせない(吐いたものが気管に入ると危険)
・水や牛乳を飲ませて、すぐに医師の診察を受ける
<日ごろからご注意いただきたいこと>
小さな子どもにとっては、色とりどりの化粧品は好奇心をくすぐります。
化粧品は、日ごろから子どもの手の届かない所に保管し、使用後は必ずきちんとキャップを閉めるようにしましょう。
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